資産形成ブームの影響でお金にまつわる資格に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
金融系資格といえば「簿記」「FP(ファイナンシャルプランナー)」の2つが代表的ですが、どちらを先に取得するか迷いますね。
私は日商簿記2級、全商簿記2級、FP3級保持者であり、20年近く経理業務に携わってきたため、これらの資格がどんな場面で役立つのか身をもって感じてきました。
こちらの記事では、簿記とFPどちらの資格を先に取得するといいかを詳しく解説します!
- 「簿記」「FP」どちらの資格を先に取るといい?
- toccoはどんな流れで取得した?
「簿記」「FP」どちらの資格を先に取るといい?
どちらを先に取るといいかは目的により変わりますが、tocco的にはこんな結論。
理由を詳しく解説してきます。
簿記を先に取るといい人
こんな方は先に簿記を勉強することをおすすめします。
・仕事でスキルアップ・起業・転職したい(経理、営業、管理職など)
・株式投資の参考資料である決算書が読めるようになりたい
簿記は主にビジネスで役立つ資格で、こんな場面で有利です。
どんな職種でも数字に強いことはいい評価につながるし、転職活動では企業側がお金の管理を任せられるか判断材料にすることもあります。簿記を取得しているとビジネスでの信頼ポイントが格段にアップします。

3つの簿記検定の違い
簿記検定には
- 日商簿記
- 全商簿記
- 全経簿記
の3種類があります。主催団体が異なることが大きな違いですが、一般的には最も知名度が高い日商簿記を受検するのがおすすめです。
それぞれの主催団体や主な受験者層は以下のとおり。
種類 | 主催団体 | 主な受験者層 |
---|---|---|
日商簿記(おすすめ!) | 日本商工会議所 | 大学生・社会人 |
全商簿記 | 全国商業高等学校協会 | 商業高校に通う高校生 |
全経簿記 | 全国経理教育協会 | 経理・会計の専門学校に通う学生 |
FPを先に取るといい人
一方、FPを先に勉強するのがおすすめな方はこんな方。
・私生活で困らない程度にお金の知識を身につけたい
FPは主に自分自身のお金やライフプランニングについて理解を深める資格で、取得するメリットは、
要するに自分のお金を守る力が身につくので、個人的には「全国民が義務教育の間に学ぶべき!」と思うくらい、お金に関する大切知識を習得できます。

難易度で決めるなら?
資格内容ではなく難易度で考えると、FPの方が易しい資格です。生活に直結する身近な内容が多い点で理解しやすく、独学で充分取得可能という点もおすすめポイント。
一方で簿記は独学で学ぶには相応の努力が必要です。専門用語や独特な考え方が理解できるまで、日本人がアラビア語の勉強をはじめるような感覚(?)で、独学は挫折してしまいがち。スクールに通うかオンライン講座受講するなどで講師から基礎をしっかり学ぶのがおすすめ。
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toccoはどちらを先に取った?
私は「日商簿記3級」を先に取得しました。
というのは、商業高校に通っていたので高校で簿記の授業があり先に取らざるを得なかった状況で。笑
高校在学中に日商簿記3級取得し卒業後は経理職に就きました。その後独学で簿記2級に挑戦したけれど何度も挫折⇒途中でFP3級(独学)に切り替えて合格⇒スクールに通って簿記2級取得
という流れで日商簿記2級、FP3級を取得。
高校入学して15歳で簿記を学びはじめ、何度もブランクはありますが簿記2級取得は約10年かかったのですね~。笑
それでも、数回転職しながら子育て中の今も経理業務に従事できているのは簿記2級のおかげと言っても過言ではありません。若かりし私にとってまあまあハードルが高い資格でしたが、頑張ってよかったなと心から思います。
まとめ
どちらもお金の悩みが解消しやすくなり、人生が豊かになるきっかけになる資格です。特にFPは独学でも充分取得可能ですのでぜひ沢山の方にチャレンジしていただきたいです!応援しております^^

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