7年間在宅勤務で勤めた会社を退職し、次は「出社勤務」の会社へ転職することになりました。
在宅で働き始めたのは下の子が1歳の頃。
知人に「在宅勤務(リモートワーク)なんだ」と言うと、「いいな〜!うらやましい!」と何人にも言われてきました。
確かに恵まれている部分も多かったのですが、7年間どっぷり在宅で働いてみると、いいことばかりではない現実や、心境の変化が色々ありました。
こちらの記事では、私が感じた在宅勤務のメリット・デメリットと、どんな人に向いているのかを解説します。
「在宅勤務に憧れているけれど、実際どう?」
「働き方を変えようか迷っている」
という方の参考になれば幸いです。
▼ノイキャンイヤホンは在宅勤務の必需品!
私の在宅勤務ルール
在宅勤務と言っても、会社によってルールは様々あると思います。
私が勤務していた会社は、かなり融通の利くゆるいルールでした。
- 勤務時間は自分任せ: やるべき仕事(経理業務)をすべて終わらせるなら自由
(実際は週4日・1日2~3時間勤務) - 出社は月1回程度
かなり恵まれた条件だと思います。この環境を踏まえた上で、メリット・デメリットをお伝えします。
在宅勤務のメリット3つ
実際に私が恩恵を受けていたと感じるポイントは、大きく分けて3つあります。
①子供が低学年までのうちは、最高の働き方
子どもが小学校低学年(小1くらい)までは、園行事、早帰り、急な体調不良、登校行き渋りなど、子供優先で動くべき場面が多々あります。
また、習い事の開始時間が早いことも多く、もし出社勤務をしていたら急いで帰る場面も多々あったと思います。
我が家は勤務時間の融通が利いたため、
- 子どものスケジュールに合わせて動ける
- 急ぎの仕事があっても、子どもを家にいさせながら作業できる
という形で柔軟に対応できました。このゆとりは本当にありがたい環境でした。
②通勤時間ゼロ
渋滞や満員電車に巻き込まれることがなく、悪天候の日に濡れながら移動することもないため、体力の消耗やストレスが最小限で済みます。
浮いた通勤時間を家事や自分の時間に充てられるのは、最大の強みです。
③身支度コストがかからない(時間・お金)
きちんとした服装やメイクの必要がなく、時間とお金の節約になりました。
私は最低限の身なりは整えておきたい派なので、着替えと簡単なメイクはしていましたが、気にしない方は、寝起きの格好で仕事も叶います!
在宅勤務のデメリット4つ
一方で、長く続けるうちに「しんどいな…」と感じるデメリットも蓄積されていきました。
①家族以外とのコミュニケーションがなくなる
仕事はテキストコミュニケーション(LINE WORKSやメール)が基本で、通話は週1回程度。
特に子供が小学生になって送迎がなくなると、人と顔を合わせる機会が激減。家族以外と会話する機会がほぼなくなってしまいました。
私はもともと一人行動が好きなタイプですが、そんな私でもここまで人との関わりがなくなると、日々に刺激も楽しさもなく、想像以上に寂しい毎日でした。
②圧倒的な運動不足になる
家から一歩も出ずに仕事が完結するため、意識しないと1日の歩数が1000歩未満で終わることもザラです。
通勤という強制的な運動がないため、体型維持が本当に難しいし、体力も劇的に衰えます。
私は早朝に必ず25分程度ウォーキングかヨガをして、体を動かす習慣を作りました。
▼スマートウォッチを身につけて常に運動量チェックしています
③オンとオフの境界線が消える
仕事をする空間と、家族と過ごすリビングが同じ。
これによって、私の中で「家=リラックス空間」ではなくなってしまいました。
休日にソファーでゆっくりすることに罪悪感を覚える。
就業時間が終わっても気になることを思い出してPCを開いてしまう。
自由時間を過ごしている最中に、仕事の電話が来ることも多々あり…。
脳を完全に休めることができなくなりました。
また、子供が帰宅後や長期休暇などで家にいる状況での在宅仕事は、全く集中できません!
ノイズキャンセリングイヤホンを味方にしてなんとか乗り切りました。
④テキストコミュニケーションで誤解が生まれやすい
前述の通りテキストコミュニケーションが基本のため、相手によっては文章や絵文字のニュアンスで不快感を与えてしまうリスクがあります。
具体的にいうと、アナログ世代かつ、敏感な気質の社長とのやり取りにはかなり気を遣いました。
デジタルネイティブの後輩とのやり取りはお互いに絵文字なしの一行文章で済んでも、社長には「お疲れさまです」から始まり「よろしくお願いいたします」で締めたり、絵文字に気を遣うようにしていました。
相手によっては、対面なら生まれない誤解が生じるリスクが高い点は注意。
(と言っても、そういう相手は対面でもトラブル起きがち…!)
在宅勤務に向いている人の特徴
7年間の実体験から、在宅勤務に向いている人の特徴をまとめました。
- 小学校低学年までの子どもがいる人: 親の出動回数が多い時期(小1くらいまで)は、いつでも動ける環境が最高のメリットになります。
- 徹底して自己管理できる人: 誰も見ていなくても、あらかじめ決めた「マイルール」を守り、時間通りに始めて時間通りにPCを閉じられる自律心がある人。
- 文章での意思疎通が得意な人: テキストコミュニケーションで過不足なく、かつトゲのない文章をサッと組み立てられる人。
- 「一人が好き」が極まっている人: 人と会うのが億劫に感じるレベルで、孤独を愛せる職人気質な人。
なぜ、次の仕事は「出社勤務」を選んだのか?
メリットも多い在宅勤務を手放し、あえて出社勤務の仕事へシフトを決めたのには、いくつかの理由があります。
- 子どもの成長: 下の子が小3になり、イレギュラーな事態で親が出動する機会がほとんどなくなった。
- 刺激の渇望: 対面で、人と高め合いながら仕事(や情報交換)がしたい。
- 仕事のオンオフを明確に切り替えたい: 会社を出たら「仕事は終わり!」と、オン・オフを強制的に切り替えたい。
- 健康面: 毎日の通勤を「適度な運動時間」に変えたい。
今の私にとっては、在宅の「自由さ」よりも、出社による「外部からの刺激とメリハリ」の方が、自分の心を豊かにすると思い、出社勤務の仕事を選びました。
まとめ:ライフステージに合う働き方を選択できるのがベスト
在宅勤務は素晴らしい制度ですが、万人向けの働き方とは思いません。
「いつでも家にいられる安心感」の裏には、自己管理の難しさ、孤独感、運動不足といった代償もあります。
一番大切なのは、今のライフステージに合った働き方を選ぶこと。
雇われの身では難しいところですが、優先事項を考えて働き方を変えていけたら最高ですね。
私はこれから毎朝の通勤が始まります。
最初は体力が持つかドキドキですが、在宅で培った自己マネジメント能力を活かしつつ、出社勤務の仕事を楽しみたいと思います!


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