二十歳ごろから敏感肌に傾き始め、ステロイド剤や高価な敏感肌用化粧品に頼っても治らないかゆみが何年も続きました。
20代後半、美容形成外科医・宇津木龍一先生の著書「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」に出会って肌断食を実践。このスキンケアが定着してからはひどく肌荒れすることがなくなり、ステロイド沼から卒業できました。
肌断食歴10年になった今、同じ37歳女性と比べたら、きめ細かくシワや乾燥は圧倒的に少なくて、たびたび肌を褒めてもらえます。
私が現在行っているスキンケア方法を詳しくご紹介します。
肌断食（宇津木流スキンケア）とは
肌の再生力を信じて「つけない、こすらない、洗いすぎない」スキンケアです。
基本的には水洗顔のみで完了、どうしても乾燥するときはごく微量のワセリンで保湿。
メイクはポイントメイク（口紅、アイシャドウ）は許容範囲とされています。
- 敏感肌だけど美肌になりたい
- ナチュラル志向
- 化粧品代や時間を節約したい
私が10年続けているスキンケア方法
宇津木先生の方法を基本にしつつ、一部自分流にアレンジしています。
使用アイテム
基本のスキンケア用品は3点。
- 洗顔石鹸（パックスの化粧石けんＥ）
- 泡立てネット（ダイソーの排水溝ネットで代用）
- ワセリン
朝のケア
- ぬるま湯で洗顔（10回押し洗い）してタオルでやさしく拭く
- ワセリンを米1粒程度手のひらに伸ばして顔全体にやさしく塗布
- 日焼け止めを塗ってごく軽いメイクをする
日焼け止めは、ノブ（NOV）/UVミルクEX [SPF32/PA+++]を長年愛用しています。
敏感肌の私でもトラブルなく使えて、白残りもなく、これ以外考えられないくらいお気に入り。
ポチップ
夜のケア（入浴時）
日焼け止めを塗らなかった日は朝ケアと同様ぬるま湯洗顔だけで済ませますが、塗った日は石鹸洗顔します。
- ぬるま湯で予洗い（10回押し洗い）してから石鹸をふわふわに泡立ててやさしく洗う。
- ぬるま湯で押し洗いしながら石鹸を流してすぐにタオルでやさしく拭く
- お風呂から出たらワセリンを米1粒程度手のひらに伸ばして顔全体にやさしく塗布
NOVの日焼け止めはお湯でも落ちると説明書きがあるのですが、数日お湯洗いで済ませると毛穴が詰まる感じがするので石鹸洗顔しています。
石鹸はパックスの化粧石けんＥを数年愛用しています。やさしい洗浄力と泡立ちよい点、お値段良心的な点が気に入っています。
ポチップ
どうしても乾燥するときは
空気が乾燥する時期はお肌も乾燥しがちです。多少の乾燥程度なら肌の機能を信じて上記のケアで済ませますが、粉吹くほどであれば、無理せず洗顔後に化粧水を使います。（今ではめったにないですが。）
天使の美肌水はシンプルな成分かつお安いので安心してバシャバシャ使えます。
メイク
メイクについてはこちらで記事にしています。
肌断食への移行期
何種類ものスキンケア用品とステロイド軟こうを塗りたくっていたところから肌断食に踏み切ったので、スムーズに移行できたわけではありません。数カ月間は乾燥がひどくなりました。
肌断食を始めて4か月ほどは「このまま続けて大丈夫？」と半信半疑でしたが、徐々に肌本来の機能を取り戻し始めたのか、それ以降は「美肌」の兆しが見えてきました。
私のように急にすべての化粧品をやめるのではなく、まずは使っている乳液やクリームをワセリンに置き換える、問題なければ化粧水もやめてみる、と様子を見ながら段階的に進めていくとトラブルが起きにくく移行しやすいかもしれませんね。
シミについての考え
年齢的に頬骨のシミが気になるようになってきました。
宇津木先生は別の著書で「できているシミはレーザーでとる」と書かれていて、私もその考えは賛成派です。子供の外遊びに付き合う機会が少なくなったら美容皮膚科でのレーザー除去を考えています。
まとめ
肌断食歴10年、ステロイドが手放せなかったと思えないほど健やかな肌を取り戻し、時間もお金もかからず、いいことづくめです。
肌トラブルで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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